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変数と統計量の定義

In document IBMSPSSStatistics19BriefGuide i (Pldal 83-86)

キャンバス上にはグラフが表示されていますが、棒の高さを制御したり、

各棒に対応する変数カテゴリを指定する変数や統計量がないので、このグ ラフはまだ完全ではありません。変数や統計量がない場合は、グラフは作 成できません。 変数は、キャンバスの左側にある変数リストからドラッ グすることにより追加できます。

図表ビルダーでは、変数の尺度が重要です。ここでは、 x 軸に対し、

[仕事に対する満足度] 変数を使おうとしています。けれども、変数の隣の (定規のような) アイコンは、この変数の尺度がスケールに指定されている ことを示しています。正しいグラフを作成するには、尺度がカテゴリであ るものを使う必要があります。変数ビューに戻って尺度を変更するかわり に、図表ビルダーで一時的に尺度を変更することもできます。

E 変数リストの中の [仕事に対する満足度] を右クリックして、[順序] を選択 します。[仕事に対する満足度] のカテゴリは、満足度のレベルによって、

順位付けが可能なので、[順序] という尺度は適切です。尺度を変更する と、アイコンも変化するということに注意します。

E 今度は、変数リストから [仕事に対する満足度] を x 軸のドロップ領域 にドラッグします。

図 6-3

x 軸のドロップ領域に入った [仕事に対する満足度]

デフォルトでは、 y 軸のドロップ領域は、[度数] 統計量になっています。

これ以外の統計量 (パーセンテージや平均) を利用したい場合には、簡 単に変更することができます。この例ではどちらの統計量も使わないの ですが、統計量を変更する必要が生じたときのために、その手順を確認 しておきます。

E [要素のプロパティ] をクリックして、[要素のプロパティ] ウィンドウを表 示します。

図 6-4

[要素のプロパティ] ウィンドウ

[要素のプロパティ] ウィンドウでは、さまざまなグラフ要素のプロパティ を変更することができます。グラフ要素 (棒グラフの棒) やグラフの軸など がこうした要素に含まれます。[プロパティの編集] から要素を選択して、

その要素に関連するプロパティを変更します。 また、リストの右側にある 赤い X に注意します。このボタンを押すと、キャンバスからグラフ要素が 削除されます。Bar1 が選択されているため、表示されるプロパティは、グ ラフ要素、具体的には棒グラフ要素に適用されます。

[統計量] ドロップダウン リストには、利用できる統計量が表示され ます。同じような統計量が、通常どの種類のグラフでも利用できます。

ただし一部の統計量については、y 軸のドロップ領域に変数が存在す る必要があります。

E [図表ビルダー] ダイアログ ボックスに戻って、[世帯全体の収入] を変 数リストから y 軸のドロップ領域にドラッグします。 y 軸の変数はスカ ラーで、 x 軸の変数はカテゴリ変数 (順序はカテゴリ測定レベルの一 種) なので、デフォルトでは、 y 軸のドロップ領域は [平均] 統計量に なります。変数や統計量はこのままでよいので、要素のプロパティを変 更する必要はありません。

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