広く普及しているデータ ソースのもう 1 つの形式が、テキスト ファイルで す。表計算ソフトやデータベースでも、内容をいずれかのテキスト ファイ ル形式で保存できるのが一般的です。 カンマ区切りまたはタブ区切りの ファイルとは、各変数をカンマまたはタブで区切った一連のデータ行を指 します。この例では、タブ区切りのデータを使用します。
E メニューから次の項目を選択します。
ファイル(F) > テキスト データの読み込み(D)...
E 表示するファイルの種類として [Text (*.txt)]を選択します。
E demo.txt を開きます。 詳細は、 A 付録 p.167 サンプル ファイル を参照 してください。
テキスト インポート ウィザードのステップに従って、指定したテキスト ファイルの解釈方法を定義します。
図 2-12
テキスト インポート ウィザード (ステップ 1/6)
E ウィザードのステップ 1 では、定義済みの形式を選択するか、新しい形式を 作成します。新しい形式を作成する場合は、[いいえ]を選択してください。
E [次へ] をクリックして先へ進みます。
前述のとおり、このファイルの形式はタブ区切りです。また、変数名は ファイルの最初の行で定義されています。
図 2-13
テキスト インポート ウィザード (ステップ 2/6)
E データが区切り構造になっているため、[自由書式]を選択します。
E 変数名がファイルの最初の行から読み込まれるようにするため、[はい]
を選択します。
E [次へ] をクリックして先へ進みます。
E 次のダイアログ ボックスの最上部にあるセクションに、「2」を入力しま す。これは、データ行がテキスト ファイルの 2 行目から始まることを 表します。
図 2-14
テキスト インポート ウィザード (ステップ 3/6)
E ダイアログ ボックスにあるその他の値はデフォルトのままにし、[次へ]を クリックして先へ進みます。
ステップ 4 のデータ プレビューを見ると、データが適切な形で読み込まれ ているかどうかを即座に確認できます。
図 2-15
テキスト インポート ウィザード (ステップ 4/6)
E [タブ]を選択し、その他のオプションの選択を解除します。
E [次へ] をクリックして先へ進みます。
書式条件に合わせて変数名が切り詰められ、不適切な名前になった場合 は、このダイアログ ボックスで編集できます。
図 2-16
テキスト インポート ウィザード (ステップ 5/6)
データの型は、ここでも定義できます。たとえば、収入変数であればドル を単位とした金額が含まれると考えられます。
データ型を変更するには、次の手順に従ってください。
E [データ プレビュー] で、変更する変数 (この例では「収入」) を選択 します。
E [データ形式] ドロップダウン リストから [ドル記号]を選択します。
図 2-17 データ型の変更
E [次へ] をクリックして先へ進みます。
図 2-18
テキスト インポート ウィザード (ステップ 6/6)
E ダイアログ ボックス内の値をデフォルトのままにし、[完了]をクリックし てデータのインポートを開始します。