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変数の影響度による異常指数の散布図

In document 追加の出版物 (Pldal 142-146)

表には有用な情報が数多く含まれていますが、各情報間の関係を把握する のが困難な場合もあります。保存されている変数を使用してグラフを作成 することにより、各情報間の関係を理解しやすくなります。

E この散布図を作成するには、メニューから次の項目を選択します。

グラフ(G) > 図表ビルダー(C)...

図 9-16

[図表ビルダー] ダイアログ ボックス

E [散布図/ドット] ギャラリを選択し、[グループ化散布図] アイコンをキャン バス上にドラッグします。

E y 変数として「異常指数」を、x 変数として「理由変数の影響測定 1」をそ れぞれ選択します。

E 色を設定するための変数として、「同位グループ ID」を選択します。

E [OK] をクリックします。

この選択により、散布図が作成されます。

図 9-17

最初の理由変数の影響度測定による異常指数の散布図

グラフを調べることで、いくつかの事実を観測できます。

„ 右上隅に存在するケースは同位グループ 3 に属し、最も異常度の高 いケースであると同時に、単一変数の寄与が最も大きいケースでも あります。

„ y 軸に沿って下方に移動すると、同位グループ 3 に属するケースが 3 つ あり、いずれも異常指数値が 2.00 をわずかに上回っています。これら のケースは、異常ケースとしてさらに詳しく調べる必要があります。

„ x 軸に沿って移動すると、同位グループ 1 に属するケースが 4 つあり、

いずれも変数影響度の測定値がほぼ 0.23 から 0.33 の間に存在しま す。これらのケースは、こうした値により散布図の大部分の点から孤立 しているため、さらに詳しく調べる必要があります。

„ 同位グループ 2 は、異常指数および変数影響度の値の中に中心傾向 から大きく外れたものがなく、その意味でかなりの等質性を持つと思 われます。

要約

[例外ケースの特定] 手続きを使用することにより、さらに検証が必要な ケースをいくつか特定しました。異常ケースかどうかは、(変数の値そのも のだけでなく) 変数間の関係に基づいて判断されるため、ここで特定され たケースは、その他の検証手続きでは特定できないケースです。

同位グループがほとんど 2 つの変数病院到着時死亡と病院での死亡に 基づいて構築されている場合があります。さらに詳しい分析としては、

たとえば、作成する同位グループの数を増加させることによって現れる 影響を調べる、または治療によって命を取りとめた患者だけを対象とし た分析を行う、などができます。

関連手続き

[例外ケースの特定] 手続きは、データ ファイル内の異常ケースを検出す るための有用な手段です。

„ [データの検証]手続きは、アクティブなデータセット内で、無効の 疑いがあるかまたは実際に無効なケース、変数、およびデータ値を特 定するためのものです。

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